仮想通貨のニュースに頻出する「レイヤー1」「レイヤー2」。難しそうですが、構図は「土台」と「増築」の2階建てです。
ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、BNB Chain、トロン ── それ自体が独立して動く基盤のブロックチェーンがレイヤー1です。台帳の安全を自前のコンセンサス(PoW/PoS)で守ります。
チェーンは「分散性・安全性・処理能力」の3つを同時に最大化できないとされます(ブロックチェーン・トリレンマ)。ビットコインとイーサリアムは分散と安全を優先して遅く、ソラナは速度を優先して分散性に妥協がある ── トップ10の顔ぶれは、このトリレンマの「どこを諦めたか」の見本市です。
イーサリアムの「安全だが遅くて高い」問題を解決するため、取引はL2側でまとめて処理し、結果の要約だけをL1に記録する仕組みが生まれました(ロールアップと呼ばれます。Arbitrum、Optimism、Baseなどが代表格)。安全性はL1から借りつつ、手数料を数十分の一にできます。
L1=土台、L2=増築、トリレンマ=全部は取れない宿命。この3点を押さえれば、チェーン系ニュースの9割は構図が読めます。
※仮想通貨(暗号資産)はFX以上に値動きが激しく、本記事は投資の推奨ではありません。国内では利益が原則「雑所得・総合課税」になる(2026年6月時点・FXの申告分離課税とは別扱い)など税制も異なります。最新は国税庁・取引所の公式情報をご確認ください。
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