コポックカーブは、月足で計算する超長期のモメンタム指標です。1962年にE.コポックが「弱気相場の底打ち」を検出するために設計しました(原典は米国株指数用)。

14ヶ月変化率+11ヶ月変化率を、10ヶ月の加重移動平均でならします。マイナス圏で下げ止まり、上向きに転じた所が「買い」とされます。サインは数年に1回レベルの希少さです。
原典の発想は「株式市場は長期では上がる」という前提に乗った押し目買い検出器です。ところが為替には株のような長期上昇バイアスがありません(2国の通貨の相対値なので)。前提が崩れた市場に底打ち検出器を持ち込んでも、その「底」が反転する理由はない ── 当研究室の長期検証でも、為替の数年単位の方向を事前に当てる安定した手がかりは見つかっていません。
コポック=株の長期底打ち用の歴史的指標。FXには「長期で上がる」前提がないため、輸入には根本的な無理があります。
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