RCI(順位相関指数)は、日本の個人トレーダーに特に人気のあるオシレーター系指標です。「価格そのもの」ではなく「順位」を使うのが独特な特徴です。

直近N日について、「日付の新しさの順位」と「価格の高さの順位」の相関を取ります。新しい日ほど高値なら+100に近づき(きれいな上昇)、新しい日ほど安値なら−100(きれいな下落)。「どれだけ一方向に並んでいるか」を測る指標です。
RCIは「並びの強さ」を測る道具としては面白い設計です。ただし、当研究室のテクニカル36種の総当たり検証(RSI・ストキャスなど同じ思想のオシレーターを含む)では、買われすぎ・売られすぎ系が単体で安定して勝てる結果はほぼ出ませんでした。RCIだけが例外と考える根拠は今のところ持っていません。強いトレンドでは+80に張り付いたまま上げ続けるのも、RSIと同じ弱点です。
RCIは「価格の並びの一方向ぶり」を測るオシレーター。発想は独特だが、買われすぎ売られすぎ系の限界(トレンドで張り付く)は共通。単体の魔法ではありません。
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