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移動平均乖離率は勝てるのか ── 16年検証の判定

× でたらめと区別つかず

📜 日本の株式市場で古くから使われる和製の定番。「25日線から◯%乖離で買われすぎ」という形で証券会社のレポートに今も登場します。

結論

「乖離が大きい=戻る」の逆張りは、単体では「でたらめと区別がつかない」判定でした。

📈 当ラボの実測
無条件の乖離逆張りは生存せず。ただし高ボラ局面に限定した平均回帰は3窓プラス・p=0.06のボーダーで、唯一の生き残り筋でした(判定△の「平均回帰」を参照)。

なぜ「効く」ように見えるのか

乖離の逆張りが効くのは特定の条件(荒れた相場)に限られます。無条件に張ると、トレンドに逆らい続けて負けが込みます。

よくある疑問

Q. 高ボラ時だけなら?

A. それが当ラボの検証で唯一薄く生き残った「平均回帰は高ボラ限定で△」です。条件を絞れば痕跡はありますが、優位は薄くボーダーラインです。

それでも使うなら

無条件では非推奨。荒れた相場限定の逆張りは△(検証済み・ボーダー)。
関連ツール: 🌡️ 相場の体温計(状態把握なら毎日自動計算) / 指標の見方は移動平均乖離率の解説ページ

🔬 検証条件(実際の検証コードから転記)

対象: 6通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンド円・ユーロ円・ポンドドル・豪ドル/米ドル)×4時間足×約17年分
手順: パラメータの格子からランダムサーチ4,000試行で探索 → 訓練期間(〜2018年末)と検証期間(〜2022年末)で選抜 → 成績は凍結期間(2023年〜)のみで評価(選抜に使った期間の成績は使わない)
コスト: 全取引から往復1.0pipsを控除 / 各取引にレジームタグ(トレンド/レンジ=ADX・高/低ボラ=ATR)を付与

🔬 この判定の「なぜ」を、証拠ごと

全手法の判定一覧は判定辞書トップスコアボードに。検証の中身(データ・手順・落とし穴)は note の検証記事群でどうぞ。

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判定は当ラボの実検証(過去データ)に基づく要約であり、将来の結果を保証せず、特定商品・手法の断定的否定でもありません。本ページは教育目的であり、投資助言ではありません。