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スワップ3倍デー狙いは勝てるのか ── 16年検証の判定

n 標本不足 ── 判定を出すには回数・稼働日数が足りない

📜 水曜(業者により異なる)はスワップが3日分付く ── 付与の仕組み自体は事実で、そこから「前日に買えば得」という手法が生まれました。

結論

「水曜(3倍デー)の前に買ってスワップを厚取り」 ── 価格の動きだけを16年測ると、ゼロと区別できませんでした。3倍付与は週合計を変えない再配分なので、損得は業者のスワップ表しだいです。

📈 当ラボの実測
16年検証: 価格の動きだけを測ると、付与日前後は全期間・全4期間ともゼロと区別できませんでした(「マイナス」とは言えません)。そもそも3倍付与はキャッシュフローの再配分で、週合計は変わりません(実測: 水曜は通常日の3.0〜3.1倍)。損得は業者ごとに違うスワップ表しだいで、16年ぶんの表を持っていないため合算した最終損益は計算できません

📏 この「n」の正確な意味

測って見つからなかったのではなく、測れていません。取引回数か稼働日数が足りないため、この手法には × を出す資格がありませんでした(線引き: 取引200回未満、または稼働日数1,500日未満)。× は「16年フルに市場に居て、それでも見つからなかった」という判定なので、年に数回・月に数日しか出番のない手法に貼ると意味がずれます。

これは判定を甘くする操作ではありません。「効くとも効かないとも言えない」を、そう表示しているだけです。上に書いた実測値そのものは変わっていません。

期間別に測るとどうだったか

この辞書の記号は16年8ヶ月をまとめて1つに測った結果です。「全期間で測るとこうなる」という限定つきの事実であって、いつの相場でもそうだという意味ではありません。

では「昔は効いた」と書けるか ── 書けませんでした。48指標の減衰を2通りの時代の区切り方で測ったところ、2つの結果の相関は r=+0.28(並べ替え検定 p=0.056)。区切り方を変えると順位が入れ替わる指標が多く、「賞味期限」の多くは手法の性質ではなく区切り方の産物でした。

そこで主張は足さず、事実だけを並べます。「2014-17年に測ったらこの値だった」は来年も変わりません。変わり目があるかどうかは、表を見たあなたが決めてください。

全4期間を測り終えています。

2010-13±0±0.53 / n=1114
2014-17±0±0.42 / n=1219
2018-21±0±0.48 / n=1193
2022-25±0±0.45 / n=1224

読み方: 数字は期間内の年率シャープ(コスト控除後・同一の土俵で測定)(年率シャープ)。±0=値が自分の誤差(標準誤差)より小さく、ゼロと区別できない。n=◯=取引数が30回未満で、数字を出す意味がない。=別の区切り方で測ると符号が変わったセル(この数字は区切り方に依存します)。未測定=まだ測っていない。悪かったという意味ではありません。なお、この表の ±0n=◯4年ごとに切った1つの期間の話で、ページ冒頭の判定記号(×=16年通しで見つけられる大きさが無かった / n=16年通しでも回数が足りない)とは粒度が違います

測定日: 2026-08-28 / 対照分割(2年×8)と突き合わせ済み

なぜ「効く」ように見えるのか

付与が3倍でも、市場参加者は全員それを知っています。知られたフリーランチは価格に織り込まれて消える、の実例です。

よくある疑問

Q. 判定が×から n(標本不足)に変わったのはなぜ?

A. 付与日の前後しか使わないため、16年でも稼働は868日しかありません。もともと「ゼロと区別できない」としか言えていなかったので、×(見つからなかった)ではなく n(測れていない)が正確でした。

それでも使うなら

非推奨。3倍付与は週合計を変えない再配分で、損得は業者のスワップ表しだいです。
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※測り方(共通の土俵): 最長16年・最大6通貨・教科書どおりの標準ルールで、シグナルの次の足の値段から建て、コスト(スプレッド)控除後で評価。パラメータ選びに使う期間と成績を測る期間は分離(凍結)。詳細は検証の方法

🔬 この判定の「なぜ」を、証拠ごと

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判定は当ラボの実検証(過去データ)に基づく要約であり、将来の結果を保証せず、特定商品・手法の断定的否定でもありません。本ページは教育目的であり、投資助言ではありません。