ナンピンは、含み損のポジションに買い増して平均取得単価を下げる手法。「勝率が上がる」と人気ですが、退場の典型でもあります。
100円で買って90円に下がったら、90円で買い増す→平均取得単価が95円に下がる。少し戻れば利益になります。勝率は確かに上がります(浅い戻りで勝てるため)。この"勝ちやすさ"が人気の理由です。
勝率が上がる代償に、負ける時の損失が巨大化します(利小損大)。下げ続けるとポジション量が膨らみ、実効レバレッジが勝手に上がって強制ロスカット=一度の大負けで全部失う。当研究室の検証でも、ナンピンは破産確率を21%→70%に跳ね上げました。真犯人は「ナンピンという手法」そのものより、それが引き起こす実効レバレッジの膨張です。
ナンピンは勝率を上げる代わりに、負け方を致命的にする手法。破産確率が21→70%に跳ね上がり、真犯人は実効レバレッジの膨張です。逆行時は買い増しでなく損切り ── 安易に手を出さないのが正解です。
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本記事は教育目的の解説・検証であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で。