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過剰最適化(カーブフィッティング)とは ── 過去に効いても未来で死ぬ理由

入門・用語 / 検証の落とし穴

バックテストで完璧な右肩上がり ── なのに実戦で全く勝てない。その最大の犯人が過剰最適化(カーブフィッティング)です。検証で最も避けるべき罠です。

過剰最適化とは

戦略のパラメータ(期間・しきい値など)を過去データに合わせ込みすぎて、その過去でしか勝てなくなること。テストに出る問題の答えだけ丸暗記して、応用問題で0点を取るのと同じ。過去の"たまたま"の形にフィットしただけで、未来の別の相場では通用しません

仕組み ── なぜ起きるのか

パラメータを細かく回して"一番成績が良い組み合わせ"を選ぶと、それは実力でなく偶然のノイズに最適化された値になりがち。試す組み合わせが多いほど、偶然すごく見える設定が必ず見つかります。当研究室で588通りの戦略を回した検証では、シャープ6級の"聖杯"が10個も出ましたが、でたらめなデータをシャッフルしても同じ数だけ出た ── つまり全部まぐれでした。

見抜き方(サイン)

どう避けるか

まとめ

過剰最適化は過去に合わせ込みすぎて未来で死ぬこと=答えの丸暗記。試す数が多いほど偶然の"聖杯"が見つかり、当研究室でもシャッフルデータと同数出ました。パラメータを少なく・検証外で試す・機序を先に持つのが唯一の防ぎ方です。

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本記事は教育目的の解説・検証であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で。