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データスヌーピングとは ── 探しすぎると聖杯は必ず見つかる

入門・用語 / 検証の落とし穴

「1万通り試したら、勝率80%の最強設定が見つかった!」 ── その喜びこそ罠かもしれません。データスヌーピング(探しすぎ)は、検証で最もだまされやすい落とし穴です。

データスヌーピングとは

膨大な組み合わせ・指標・ルールを片っ端から試し、一番成績の良いものを選ぶこと。試す数が多ければ、まったくのデタラメでも"すごく見える結果"は必ず出ます。それを「発見した!」と勘違いするのがスヌーピングです。過剰最適化の親戚で、"選び方"の段階で起きる偏りです。

仕組み ── 実演してみた

当研究室が100本ノックと称して588通りの戦略を回したところ、シャープレシオ6級の"聖杯"が10個も見つかりました。ところが、値動きをランダムにシャッフルした"意味のないデータ"でも、同じ数だけ聖杯が出たのです。つまり見つかった聖杯は全部、探しすぎが生んだ蜃気楼でした。試行回数が多いほど、偶然のピークは必ず現れます

使い手にとって何が起きるか

だまされない方法

まとめ

データスヌーピングは探しすぎて偶然を実力と勘違いすること。当研究室の実演では、588戦略の"聖杯10個"がシャッフルデータでも同数出て全部まぐれでした。試した総数を意識し、シャッフル検定・機序・検証外で確かめる ── 「たくさん試した中の一番」ほど疑いましょう。

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本記事は教育目的の解説・検証であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で。