両建て=同じ通貨ペアの買いと売りを同時に持つこと。「損失を固定できる」「損切りせずに済む」と紹介されることがありますが、経済的な実態を正直に見ると印象が変わります。
買い1万通貨+売り1万通貨=値動きの損益は完全に相殺。つまりポジションの意味としては「決済してノーポジになった」のとほぼ同じです。違うのは、①スプレッド(取引コスト)を2ポジション分払っている ②スワップ差(買いの受取<売りの支払いが普通)を毎日払い続ける ③証拠金や建玉管理が複雑になる、というコストだけが残る点。
期待値の計算上、両建ては「決済+再エントリー」と同じことをコスト2倍で行う行為です。検証の世界に「両建てで期待値が改善する」構造は存在しません。使うなら「決断の先送り料」を払っている自覚を。
両建て=実質ノーポジ+二重コスト。例外的なヘッジ以外では、素直に決済する方が安い。
🔬 もっと深い検証は note で(集中連載中)
「効く1割」を見つけるため「効かない9割」を正直に検証 ── テクニカル・AI・FXの定説を17年・6通貨の実データで検証した記事を、note で無料公開しています。フォローすると新しい検証が届きます。
note で検証記事を読む →📊 全手法スコアボード(総まとめ) / 📚 マガジン「FX手法 徹底検証」 / 𝕏 @Nyanco_Lab0301(新着告知)
本記事は教育目的の解説・検証であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で。