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「7割が買いだから売り」を16年分で検定したら、コイン投げと同じだった

検証 / 通説の検定 ・ 最終更新 2026-08

「個人トレーダーの7割が買い。個人は逆に動くから、売り」── 前回の検品編の宿題だった「で、結局逆張りは効くの?」に答えます。先に結論: 16年分のデータで、効きませんでした。ただし本当の主役は結論より「どうやって『効かない』と言い切るか」── 多くの検証が踏む罠を2つ、実物つきで見せます。

🔬 この記事の要点(実測)

「効かない」と言い切るための3点セット

  1. ペア選びを結果より先に固定する ── リターンを見ない測定(フロー汚染の検品)だけで対象を決める
  2. 合格線をそのデータ構造で較正する ── 並べ替え検定で「無情報が何%通るか」を実測してから線を引く
  3. 期間の切り方を後から選ばない ── 「最近だけ効く」は、①区切りを事前に決めたか ②他区間と符号が揃うか、の2問でほぼ全滅する
持ち帰り: 使えるのは「7割が買いだから売り」というシグナルではなく、検品と較正の作法のほう。6ペアや3ペアを束ねた検証で「t=2を超えたので有意」と書いてある分析を見たら、合格線がそのデータで較正されているかを確認してください。

全文(Wayback復元の方法・ランダマイゼーションの図・部分標本の罠の図)は note に

16年分の保存ページをどう復元したか、無情報データがt=2.5を通過する瞬間の分布図、「2020年以降だけ効いて見える」実物まで、note の記事にまとめています。「7割が買いだから売り」を16年分で検定したら、コイン投げと同じだった(note・無料)

まとめ

センチメント逆張りは16年・コスト後・統制ありで t=−0.94。そして「t=2で有意」はデータ構造次第で嘘になります(今回の本当の線は4.10)。検定は条件を事前登録して1回だけ ── パラメータを変えてもう一度、をやった瞬間に罠②の仲間入りです。

🔬 もっと深い検証は note で(集中連載中)

「効く1割」を見つけるため「効かない9割」を正直に検証 ── テクニカル・AI・FXの定説を17年・6通貨の実データで検証した記事を、note で無料公開しています。フォローすると新しい検証が届きます。

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本記事は教育目的の解説・検証であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で。