バックテストでシャープレシオ2〜6の「聖杯」を10個見つけたことがあります。ただし同じ手順を優位性ゼロの偽データに当てたら、同じくらい出ました。これがデータスヌーピング ── たくさん試して「いちばん良かったもの」を選ぶと、中身が空っぽでも必ず"聖杯"が生まれる現象です。
🔬 この記事の要点(実測)
通貨×時間足×指標×パラメータ×決済で、組み合わせが簡単に数万通りになるからです。試行が増えるほど「偶然の当たり」を拾う確率は上がり、そのうち最良の1つだけを見て「発見した」と思ってしまう。当ラボの失敗も6件ぶん、記事に並べています(時間トレード総当たり・100本ノック・雇用統計前の値動き・東京時間ドリフト・ゴトー日・モメンタム)。
当ラボが実際に踏んだ6件の解剖、兄弟の罠「先読み」との違い、White(2000)・Sullivan-Timmermann-White(1999)・Harvey-Liu-Zhu(2016)・Bailey他(2014)などの査読論文の位置づけまで、note の記事にまとめています。シャープ2〜6の「聖杯」を10個見つけた ── ただ偽データでも同じくらい出た理由(note・無料)
手法が死ぬ理由の多くは、相場が変わったからではなく最初から死んでいたからです。試行の数を数え、でたらめと比べ、コストを引く ── この3つだけでも、幻の大半は落とせます。
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本記事は教育目的の解説・検証であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で。