🔍

← 指標の瞬間風速図鑑

FOMCでドル円は何pips動くのか ── 16年・130回の実測

発表: 年8回・声明は日本時間翌3:00(夏)/4:00(冬)※2013年以前は時刻が異なる回あり(実時刻で計測)・30分後に会見。FOMC声明は日本時間の深夜3時/4時 ── 最も静かな時間帯に落ちる爆弾です。だから「普段の同時刻との倍率」は全指標で最大になります。

🔬 実測サマリー(FOMC(米政策金利)・2010〜2026年)

4通貨ペア × 発表後1/5/15/60分(全130回の中央値)

通貨ペア1分(中央値)5分15分60分(中央値)平常比(1分)過去最大(60分)
ドル円
n=130
24
悪い日57
344256
悪い日124
x14.1220p
2023-12-13
ユーロドル
n=127
25
悪い日53
374664
悪い日117
x13.1186p
2015-03-18
ポンドドル
n=127
25
悪い日60
364363
悪い日133
x10.2206p
2017-09-20
ユーロ円
n=127
20
悪い日47
283144
悪い日92
x8.2192p
2015-03-18

単位=pips。「悪い日」=上位10%(10回に1回はこれ以上)。「平常比」=発表のない日の同じ時刻・同じ曜日と比べた倍率。

年別の推移 ── 指標の「格」は時代で変わる

ドル円・発表後60分レンジの年別中央値(pips)。2026年は6月まで。

⚠️ この数字の使い方(守り専用)

このページは「どちらに動くか」を一切扱いません。方向は毎回のサプライズ(予想との差)次第で、事前に知ることはできないからです。実測が役に立つのは守りです ── ①発表をまたぐポジションは「悪い日」の値幅に耐えられるサイズか ②損切りは1分の中央値より浅くないか(浅いと「ただの初動」で狩られる) ③発表直後はスプレッドが大きく開く(この数字はBid片側で、実際の約定コストはさらに悪い)。

🔬 前提(正直に): Dukascopy由来の1分足(Bid)で、レンジ=高値-安値。スプレッド拡大・スリッページは含まないため、実際の取引はこの数字より不利です。発表日時は米労働省(BLS)公式アーカイブ・FRB公式リリースから全件収集し、曜日照合とURL実在確認で機械検証済み。シャットダウンによる延期(2013年・2025年)も実績日で反映。FOMCは定例のみで2020年3月の緊急会合3回は除外。対照(平常比の分母)は3指標いずれかの発表日をすべて除いた同曜日・同時刻。

🔗 関連: 発表カレンダー(日本時間)図鑑トップ(3指標の比較)今日の相場カルテ(イベント判定を毎朝自動で)時間帯別ボラティリティpipsの深海(急変の歴史)

最終更新: 2026-07-10。データと計測方法の詳細は検証の方法。本ページは教育目的であり、投資助言ではありません。

🔬 もっと深い検証は note で(集中連載中)

「効く1割」を見つけるため「効かない9割」を正直に検証 ── テクニカル・AI・FXの定説を17年・6通貨の実データで検証した記事を、note で無料公開しています。フォローすると新しい検証が届きます。

note で検証記事を読む →

📊 全手法スコアボード(総まとめ) / 📚 マガジン「FX手法 徹底検証」 / 𝕏 @Nyanco_Lab0301(新着告知)