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そのバックテスト、まぐれでは? ── オーバーフィット判定機(Deflated Sharpe)

100通り試して一番良かった成績は、何も効かなくても良く見えます。この判定機は、あなたのシャープレシオが「N回試したときのまぐれの最高値」を超えているかを、金融統計の標準手法(Deflated Sharpe Ratio)で判定します。当ラボが588通りの手法を検証し「シャープ6の聖杯」を全部でたらめと判定したのと同じ考え方(選択バイアスの補正)を、入力3つで使えるようにしたものです。

年率リターン÷年率標準偏差。月次表記なら√12倍で年率に

バックテスト期間(訓練+検証を含む全期間)

売買回数が少ない手法は必ず入力を。少ないほど「まぐれ」の余地が広がります

下の電卓でざっくり計算できます。正直に数えるほど正確

🧮 Nのざっくり電卓: パラメータ1の候補数 × パラメータ2 × パラメータ3 × 試した手法・通貨の数 = 100

この判定機がやっていること

コインを100人に投げさせれば、誰かは7連勝します。その人を「コイン投げの天才」と呼ばないのと同じで、100通り試した中の最高成績は、その時点で「選ばれたまぐれ」の疑いがある ── 選択バイアスの分だけシャープレシオを割り引いて評価するのが Deflated Sharpe Ratio(Bailey & López de Prado, 2014)です。

⚠️ 最大の罠は「Nの過小申告」です。試して捨てた手法・チラ見して却下したパラメータ・他の通貨ペアで試した分 ── 全部Nに数えてください。「気づいたらこの設定に落ち着いていた」場合、あなたの脳が既に何百通りも試しています。
📌 この判定機は偽物の検出器であって、本物の証明器ではありません。判定を通っても「効く保証」にはならず、通らなければ「まぐれと区別できない」が確定するだけです ── ただしそれが一番知りたいことのはずです。
🔬 前提(正直に)
リターンを正規分布で近似しています(歪度・尖度の補正なし)。実際の相場のリターンは裾が厚く自己相関もあるため、現実はこの判定よりさらに厳しいと考えてください。また訓練期間で最適化し検証期間で選抜した場合、検証期間の成績にも選択バイアスが乗ります(Nには検証で見た回数も入れる)。この判定が検出するのは「たくさん試した中から選んだ」ことによるまぐれ(選択バイアス)だけで、先読みバグ・コスト無視・データの継ぎ接ぎは検出できません ── 当ラボの経験では、うますぎる成績の主犯はまぐれよりバグです(判定辞書の実例参照)。判定はすべてブラウザ内で計算し、入力は送信されません。

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手法: Bailey & López de Prado "The Deflated Sharpe Ratio" (2014)。期待最大値はGumbel近似((1−γ)·z1−1/N+γ·z1−1/(Ne)、γ=オイラー・マスケローニ定数)。頻度はトレード数入力時はトレード単位・未入力時は日次(年252本)。本ページは教育目的であり、投資助言ではありません。