OBV(オン・バランス・ボリューム)は、上げた日の出来高を足し、下げた日の出来高を引くだけの累積線です。1963年ジョセフ・グランビル(グランビルの法則と同じ人)の考案。「出来高は価格に先行する」という思想の代表です。

OBVの水準自体に意味はなく、向きと、価格との逆行を見ます。価格は高値更新なのにOBVが切り下げ=上昇に出来高がついて来ていない=息切れの疑い、という読みが定番です(ダイバージェンスの出来高版)。
FXは取引所がなく正確な出来高が存在しません(先物出来高やティック数で代用)。出来高系指標の本場は株・仮想通貨です。当研究室の36種検証(FX・近似出来高)では、OBV系は上位に残りませんでした。なお同じ出来高系でもMFI(行き過ぎ判定型)は1位に残っており、出来高の使い方(累積か、行き過ぎ判定か)で明暗が分かれたのは興味深い実測です。
OBV=出来高の貯金通帳。逆行の観察は面白いが、FXでは出来高自体が近似。使うなら株・仮想通貨で。
🔬 もっと深い検証は note で(週2回更新)
「効く1割」を見つけるため「効かない9割」を正直に検証 ── テクニカル・AI・FXの定説を17年・6通貨の実データで検証した記事を、note で無料公開しています。フォローすると新しい検証が届きます。
note で検証記事を読む →本記事は教育目的の解説・検証であり、投資助言ではありません。投資は自己責任で。