負けた夜に「ゴールデンクロス 勝てない」「RSI 意味ない」と検索したことはないでしょうか。出てくるのは数字のない体験談か、口座開設への誘導がほとんどです。その検索を、実検証の判定で受け止めるために作ったのがFX手法 判定辞書です。この記事は、その使い方の紹介です。
人気のFX手法・指標・アノマリーを全部同じ土俵で検証して、判定を辞書にしたものです。手法名で検索すると、1手法=1ページの判定(◎/△/×/検証予定)が出ます。
この辞書の値打ちは、判定そのものより測り方を全手法で統一していることにあります(各ページ下部に明記)。最長16年・最大6通貨・教科書どおりの標準ルール、シグナルが出た次の足の値段から建てる(先読みなし)、コスト控除後で評価、パラメータを選ぶ期間と成績を測る期間を分離(凍結)。手法Aは都合のいい期間・手法Bは別の条件、という比較では辞書になりません。
検索窓に「ゴールデンクロス」と入れてページを開きます。大事なのは「×」の一文字ではなく、その下の「なぜ効くように見えるのか」です。クロスは上げがしばらく続いた後に出る遅行シグナルで、効いて見えるのは大相場の後にチャートを見返した時だけ ── という分解が書いてあります。×のページは「使うな」と言うためではなく、なぜ自分がそれを信じたのかを分解するために読むものです。
◎の付いたページを開くと、実測と一緒に効かなかった通貨(穴)まで書いてあります。◎の定義は「条件付きで本物に近い」であって「勝てる保証」ではない ── バッジの文言自体にそう書いてあります。検証条件のボックス(何通り試して、どう選抜して、どの期間で成績を測ったか)も転記してあるので、「どう測ったのか」を確かめながら読めます。
主要なエントリには7銘柄(金込み)×3つの足(1時間・4時間・日足)×2つの年代の分解表が付いています(対応ページは順次追加中)。各マスは「その時代より前のデータだけで選んだ上位設定のうち、選抜に使っていない期間でプラスだった本数」。ここで効いてくるのが、同じ手法・同じ通貨でも足を替えると判定が逆を向くことがあるという事実です ── 「4時間足で効いたから日足でも効くだろう」は実測の前で崩れます。どの手法がそうなるかは、表をご自身で開いて確かめてください。
判定データは機械可読版(JSON)でも公開しています。分析や記事への引用は歓迎です(出典: nyanco-lab.com の明記をお願いします)。
判定辞書は「勝てる手法のリスト」ではなく、信じる前に引く辞書です。負けた夜の検索の代わりに、手法名を入れてみてください。
📝 note版(スクリーンショット4枚・分解表の実例つき): 「(手法名) 勝てない」で検索する前に ── FX手法 判定辞書の使い方(note)
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